【 2016 】


 < 2016年 >

超新星 2016jagの発見
 板垣さんは、2016年12月23.856日(UT)てんびん座のMCG-01-39-005銀河に超新星(2016jag)の発見です。
 今年8個目で通算122個目となりなす。
  発見日時  : 12月23.856日(UT)
  対象銀河  : MCG-01-39-005(てんびん座)
  発見時光度 : 15.2等
  発見位置  : R.A 15h23m19.79s / Decl. -04°09′19.50″  (2000.0)
  超新星の型 : Tb
  機材など   : 60cm反射+冷却CCD (山形観測所)



いて座に新星を発見
 板垣さんは10月20.383日(UT)に、いて座に10.7等の新星を発見です。
 新星の位置は 赤経 18h10m28.29s  赤緯 -27°29′59.0″ (2000年分点)
 発見機材:180mm望遠レンズ+冷却CCDカメラ





発見から7日目で、大分増光しています、南西の低空でですが撮影出来ました。  宮田


超新星 2016gsdの発見
 板垣さんは、2016年9月29.734日(UT)おひつじ座の無名銀河に超新星(2016gsd)の発見です。
 今年7個目で通算121個目となりなす。
  発見日時  : 9月29.734日(UT)
  対象銀河  : 無名銀河(おひつじ座)
  発見時光度 : 17.7等
  発見位置  : R.A 02h40m34.44s / Decl. +19°16′59.90″  (2000.0)
  超新星の型 : U
  機材など   : 35cm反射+冷却CCD (栃木観測所)

画像は発見直後に山形観測所の60cm反射+冷却CCDカメラにて撮影
※絶対等級が-19.5等級より明るく、II型超新星としては観測史上最も明るいものの一つととのこと。


金星と月の接近

夕方の西空に晴れ間があり、なんとか撮影出来ました。  宮田


超新星 2016fovの発見
 板垣さんは、2016年8月31.465日(UT)ヘルクレス座の無名銀河に超新星(2016fov)の発見です。
 今年6個目で通算120個目となりなす。
  発見日時  : 8月31.465日(UT)
  対象銀河  : 無名銀河(ヘルクレス座)
  発見時光度 : 17.2等
  発見位置  : R.A 16h48m21.28s / Decl. +06°16′14.50″  (2000.0)
  超新星の型 : Ia-pec
  機材など   : 35cm反射+冷却CCD (栃木観測所)


ペルセウス座流星群

残念ながら明るい流星は画面に入りませんでした。(撮影:宮田)


超新星 2016esnの発見
 板垣さんは、2016年8月7.702日(UT)ぎょしゃ座のUGC3375銀河に超新星(2016esn)の発見です。
 今年5個目で通算119個目となりなす。
  発見日時  : 8月7.702日(UT)
  対象銀河  : UGC3375(ぎょしゃ座)
  発見時光度 : 17.7等
  発見位置  : R.A 05h55m24.09s / Decl. +51°54′45.9″  (2000.0)
  超新星の型 : Ia
  機材など   : 35cm反射+冷却CCD (栃木観測所)


超新星 2016eqaの発見
 板垣さんは、2016年8月5.752日(UT)ペルセウス座の無名銀河に超新星(2016eqa)の発見です。
 今年4個目で通算118個目となりなす。
  発見日時  : 8月5.752日(UT)
  対象銀河  : 無名銀河(ペルセウス座)
  発見時光度 : 17.8等
  発見位置  : R.A 03h20m31.42s / Decl. +41°30′40.9″  (2000.0)
  超新星の型 : Ia-91bg
  機材など   : 35cm反射+冷却CCD (栃木観測所)


同日の惑星
5月18日の惑星です、あまり良いシーイングではなかったのですが火星は意外と良く写りました。(撮影:宮田)
火星は5月末には地球に最接近、今年の土星は輪の開きが大きく見応えがあります。


木星と衛星のイオ


超新星 2016bkvの発見
 板垣さんは、2016年3月21.703日(UT)おおぐま座のNGC3184銀河に超新星(2016bkv)の発見です。
 今年3個目で通算117個目となりなす。
  発見日時  : 3月21.703日(UT)
  対象銀河  : NGC3184(おおぐま座)
  発見時光度 : 17.2等
  発見位置  : R.A 10h18m19.31s / Decl. +41°25′39.3″  (2000.0)
  超新星の型 : U
  機材など   : 35cm反射+冷却CCD (栃木観測所)

この画像は発見翌日の画像です、4月上旬には15等に増光しています。
※尚、板垣さんはこの銀河に2010年5月にも新天体(2010dn)を発見しています、
  その時は残念ながら、超新星ではなくLBVとなった経緯があります。


カタリナ彗星(C2013 US10)


久しぶりの快晴、北極星の上15°位にありました、残念ながら彗星の尾は薄く良く写りませんでした。
それにしても6分露出の間に彗星は結構動いています。    撮影:宮田




2016/01/07/04h29m00s〜04h31m50s(JST) まで露出30sを5フレームスタック 撮影:柏倉氏
Pentax K5U  300mmF2.8開放  ISO1600  撮影地:宮城県山元町牛橋河口付近


宮城県山元町まで行ってきました。雲は多いものの望遠レンズの写野には十分な晴れ間。
彗星をかすめるように動いて行ったのは人工衛星です、右上にあるのは球状星団NGC5466です。


超新星 2016ajfの発見
 板垣さんは、2016年2月18.435日(UT)ペルセウス座のNGC1278銀河に超新星(2016ajf)の発見です。
 今年2個目で通算116個目となりなす。
  発見日時  : 2月18.435日(UT)
  対象銀河  : NGC1278(ペルセウス座)
  発見時光度 : 16.9等
  発見位置  : R.A 03h19m54.47s / Decl. +41°33′53.5″  (2000.0)
  超新星の型 : Ta-91bg
  機材など   : 35cm反射+冷却CCD (栃木観測所)


超新星 2016W =(PSN J02303969+4214089)の発見
 板垣さんは、2016年1月20.4884日(UT)アンドロメダ座のNGC946銀河に超新星(2016W)の発見です。
 今年1個目で通算115個目となりなす。
  発見日時  : 1月20.4884日(UT)
  対象銀河  : NGC946(アンドロメダ座)
  発見時光度 : 17.0等
  発見位置  : R.A 02h30m39.69s / Decl. +42°14′08.9″  (2000.0)
  超新星の型 : Ta
  機材など   : 50cm反射+冷却CCD (栃木観測所)